時事

地震に備えて今何ができるか。

防災対策

2024年1月1日午後4時過ぎに石川県で震度7の地震がありました。

津波や家屋の倒壊、焼失もあり、死亡者も出ています。

被災された多くの方に心からお悔やみとお見舞い申し上げます。

今回私の住む東京や地元九州の家族や友人には幸い被害はほとんどなかったですが、

日本のどこに住んでいても地震のリスクはあり、このような大地震による被害はいつ起きてもおかしくないことを再確認しました。

ここで今一度、地震対策を見直すきっかけにしようと思います。

地震が怖いことは分かるけど「自分は大丈夫」と
人ごとに感じているところがあるかも知れません。

確かにそうですね・・・。
でも今後も首都直下型地震、南海トラフ地震など大地震が起こる可能性は高いので、
災害対策ができているかどうかで生存率は上がると思います。

実際どんな備えが必要なんでしょうか?

我が家でも防災の備えをしているのでいくつか例にあげて話していきます。

この記事で分かること

  • 防災ブックの活用
  • 災害に備えて準備していること
  • これから必要だと思うこと

私が住む東京では、少し前に東京都から「東京防災」の冊子が無料で配布されました。

これには、東京くらしの防災、東京防災、マンション防災、感震ブレーカーのことが書かれた内容のものがありました。

しっかりと読んでいませんでしたが、今回の地震をきっかけに自分にもいつ起きてもおかしくないと再確認したので読み返してみました。

普段からの防災意識、非常時の行動を考える上では必需品となります。

防災ブックは自治体によって作成していたり、本屋にも防災に関する本はあるようなので読むことを強くおすすめします。

私は、幸いなことですが被災を経験したことがありませんので、実際に経験したことではなく防災ブックから読み取れる防災対策の考えを書いて行きますのでご了承ください。

我が家を例にして、災害に対してどのくらい準備できているか確認してみました。

皆さんもこれを見ながら、自分はどれくらい備えられているか考えてみてください。

5年間保存可能な水と食料9日分

部屋の収納の問題で、9日分の大きさを箱で買っています。夫婦2人で分けて食べるので実際は4日分くらいだと思います。

また箱に入れた状態だと避難の際に持ち運びが大変なことに気づきました。何か持ち運びやすいバックに入れる必要がありそうです。

保存水、缶パン、レトルトの玄米カレーリゾット
ようかん、玄米和風リゾット、スプーン
レトルトの温めができるヒートパック

防災グッズ

今準備している防災グッズは以下の通りです。

防災の手引き、簡易トイレ、カセットボンベ、カイロ10個、ウェットティッシュ30枚入り3個、防寒・保温のサバイバルシート、防災用時計(ライト、ラジオ、充電、緊急用アラーム付き)、単3電池16個以上、使い捨てお箸3本)
カセットコンロ

他には、、、

一部の家具に転倒防止のための粘着マット、つっぱり棒をしている

火事が起こったときの消化器の使い方は職場の防災訓練で練習したことがある

地域の避難訓練に参加し、避難場所は把握している

防災ブックを読んでみると、これまでの災害の教訓をいかした対策内容がいろいろ書かれていました。

その中でも、私自身が準備が足りないなと感じる部分があったのでそれを書いていきます。

メガネ、スマホは枕元に

夜間寝ているときに大きな地震が来る可能性はあります。

実際に夜間帯に急に地震アラートが鳴り、起きてから念の為机の下に隠れたことも何度かあります。

私は目が悪いので本当に避難が必要なときには、メガネがないとよく見えずに怪我をしたり生活も不自由になるのでメガネ枕元に置こうと思いました。スマホも1台で何でもできるので手放せないものです。

ガラスの飛散に注意。スリッパは近くに

また夜間の寝室は、特にガラスの飛散に注意が必要とのことです。飛散したガラスで足を切ると歩けなくなるので、窓を飛散しないように補強したり、カーテンを閉めたり、スリッパを近くに置いておくことで対策ができます。

生理用品、ドライシャンプーの準備

女性であれば分かると思いますが、「今はきてほしくなかった・・・」と思うときほど生理が来ることもありますよね。生理現象なので基本的に自分で止めることができないし、ナプキンがないとズボンや下着を汚したり、匂いにつながったり、不衛生にもなります。行動もかなり制限されたり生理の不安は精神的にもよくないのでナプキンは女性の必需品です。

また断水があれば長い間お風呂に入れないことも考えられます。体はウェットティッシュで拭けますが髪を洗うものは準備していなかったと思いました。洗わないと気持ち悪いし、不衛生になって精神的に参るなと思ったのでドライシャンプーも必要です。

ラップ、ポリ袋、ガムテープ

ラップ、ポリ袋、ガムテープは避難生活の中で工夫次第で何通りにも使えると書いていました。この3つは買い足そうと思います。

貴重品、重要書類はリストにする

避難生活が終わった後の生活を考えると、預金通帳、各種保険、権利証書などの重要書類のことも考えないといけません。預金通帳や免許証などは消失後再発行できるようですが、権利関係等再発行できないものもあるようなので、そういったものは金融機関の貸し金庫に移すのも選択肢のひとつのようです。

また重要なデータ(家族の写真、仕事のデータなど)は信頼のおけるクラウドサービスを使うことをおすすめされていました。

感震ブレーカー

地震発生時の建物火災の原因の約6割は、電気火災です。地震の揺れに伴う電気機器からの出火、停電が復旧したときに発生する火災のことで、今回1月1日に起きた地震でも火災が起きている現状です。

感震ブレーカーは設定以上の揺れを感知したときに電気を自動的に止める機器で、うちのアパートの場合は漏電には対応していますが感震には対応していないようです。

感震ブレーカーにはいくつか種類がありAmazonなどでも取り扱いしているようなので検討してみようと思いました。

外出時も安心の防災ポーチ

外出時も、モバイルバッテリー、マスク、ヘッドライト、携帯トイレ、応急手当て用品、ゼリー飲料やちょっとした食べ物、ポリ袋、手袋を入れておくと安心!ということも書かれていました。「外出時にこんなに持てないな」というのが正直な感想ですが、ちょっとした食べ物として飴だけでも常備しようと思います。

災害用伝言ダイヤル「171」の活用

災害時は家族や友人など安否が気になるものなので、電話をしがちです。しかし、回線がパンクしてしまうので不要不急の電話はしないでくださいという旨のことが書かれていました。災害時伝言ダイヤル「171」を使うなど、家族で情報共有の方法を話し合っておこうと思います。

正しい情報の取得

SNSなどたくさんの情報を得られますが、デマ情報と思われるものも多く見られます。デマ情報に惑わされて自分や周りを危険な目に合わせないためにも、あらかじめ信頼性のある情報網を得ることが必要に感じます。私は、ニュースを見たり東京都防災アプリをダウンロードして情報を得るようにしています。

最後に

この記事では以下の内容について書きました。

  • 防災ブックの活用
  • 災害に備えて準備していること
  • これから必要だと思うこと

私もまだまだ準備が不十分なところがあるので、

自分や家族の命を守ることを考えて備えようと思います。

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